まとまった情報が見つからなかったので、メモを兼ねて。
Apple TV は、簡単に言うと、テレビをネットに繋ぐセットトップボックスです。独立した音声出力があるので、アナログアンプのある仕事場で AirPlay で音を鳴らすために買ってみました。AirPlay は、iTunes や、iPhone / iPod / iPad から音楽を Apple TV で鳴らす機能。それで鳴るまでの紆余曲折です。
Apple TV の音声出力は光デジタルなので、それを RCA のアナログステレオ出力に変換しなきゃいけない。アマゾンで見たら DCT-3 というのが良さそうだったので買った。
コンパクトな AC アダプタがついてる。
Apple TV 付属のケーブルは電源ケーブルだけなので、光オーディオケーブルも買った。長さはあまり必要ないのでとりあえず1mで。
Apple TV が届いて取扱説明書を見てみると、最初にテレビをつないで設定が必要らしい。USB の口はあるが、出荷時の状態に復元するためのもののようだ。無線でも設定できなそう。というか、無線ネットワークにセキュリティがかかってるんだから、考えてみれば当たり前だ。パスワードとか入れられなければ繋がるわけない。
Apple TV の映像(+画面)出力は HDMI。うちのテレビ Sharp AQUOS LC-32GD4 は8年くらい前のもので HDMI 端子がない。でも幸い DVI-I 入力はあるので、HDMI - DVI-I 変換ケーブルを買って繋いだ。
PLANEX のもあったけど、こっちの方が3mあってお得感がある。AmazonBasics というシリーズは知らなかった。HDMI 入力があるテレビとかで設定するならこんなのがある。やたら安い気が。
このケーブルと、RCA-ミニステレオプラグケーブルを使って、Apple TV とテレビを繋いだ。ちゃんと絵も音も出て、設定もできた。無線ネットワークの設定には文字入力が必要だが、それは付属のリモコンを使って画面上で(ゲームの自キャラ名設定みたいに)入れる。AirPlay には、無線ネットワークとは無関係のパスワード(Apple TV と iPod とかの間で交わされる合言葉みたいなもの)を設定する必要がある。バレても勝手に音楽が鳴らされるくらいの影響しかなさそうなので、簡単なものを設定した。
さて、設定した Apple TV をテレビから外し、電源ケーブルを抜いて(電源スイッチはない)仕事場へ持って行き、アンプに繋ぐ。繋ぎ方は、アンプRCAステレオ端子―変換器RCAステレオ端子、変換器光オーディオ端子―Apple TV 光オーディオ端子。あとは変換器と Apple TV の電源をコンセントに差す。
Apple TV の状態は、前面の白色 LED で分かる。点滅は起動中、点灯が正常動作中みたい。点灯したら、アンプのスイッチを入れて、iTunes なら右下のテレビだかスピーカだかの印がついたボタンで Apple TV を選ぶ。iPhone とかならミュージックアプリで再生してからスピーカーを選ぶ。さっきの合言葉を入れると、めでたく鳴った。