いや、このコマンドはこれをするんだ、とは本に書いてある。でも、なんというか、Git が中で何をやってるか、その「気持ち」が分からなかった。だからすぐ「detached HEAD になったぞ」とか言われて、何だそれは、何でそうなったんだ、みたいなことになってた。
一応、本は結構読んだ。「git 入門」を読んで、「Gitによるバージョン管理」も読んで、「Pro Git」の和訳も読んだ。でもそんな状態。(そのあと「Git 入門」も読んだけど、それでも「気持ち」はあまり伝わらなかった。)
それでやってみたのは、Git の気持ちの仮説を立てて、いろいろ試してみること。Git がこう思ってるなら、こうすればこうなるはずだ、と。それで、思いつく限りを試して、外れることがなければ、それが Git の気持ちのはず。
それを繰り返して書いたのが、この本です。
Git の気持ちがわかる体験をしてもらおうというチュートリアルになってます。多分。
以前の私と同じように、Git に悩んでいる人のために。