2013年2月27日水曜日

初めての青色申告

初めての青色申告に行ってきました。相談会場で税理士さんに詳しく見てもらったら、「これは模範になるような帳簿ですね」というお言葉をいただきました (^v^)

営業所得で青色が初めてだっただけでなく、退職所得あり、給与所得あり、雑所得あり、配当所得あり、寄付金控除あり、加えて国民年金も健康保険(任意継続)も自分で申告という、なんだか派手でとてもややこしい申告でした。退職所得を申告するために、確定申告書の第三表を使ったのも初めて。よく乗り切ったと自分を褒めてやりたい。うん。

提出する資料の他に、念のため仕訳日記帳と総勘定元帳を印刷して持っていったら、詳しく見てもらえたし、質問もしやすかった。

帳簿つけと決算には「やよいの青色申告」を使いました。決算書が提出の書式で印刷できるので楽ちん。ただ、確定申告書Bの自動計算のサポートは、国税庁の確定申告書作成コーナーの方がいいみたい。両方でやってみたけど、やよいでは第三表を作るのが大変だった。結局、決算書を「やよいの青色申告」で印刷して、確定申告書Bは国税庁のサイトで作りました。(第三表が不要ならやよいだけで簡単にいけそうな感じ。)



こういうソフトがあると帳簿つけと決算は楽だけど、ソフトさえあれば問題なくできるかって言うとそうでもない。やっぱり、ある程度ちゃんとした簿記の知識と、実務的な知識が必要だったなぁと感じています。何冊か読んだ中からおすすめの本を紹介すると:



この本↑の一つ前の版を読みました。内容はさほど変わらないだろうということで新版へのリンクでご紹介。教科書的な本です。簿記の原理から、具体的な手続き、そして決算まで説明してくれています。決算手続きの理解にはとても助かりました。



図が多い大判の本↑。絵が多いぶん内容が薄いかと思ったら、簡潔にまとまっていて意外と役に立ちました。そして分かりやすかった。



実務系で一冊だけならばこれかな↑。よくまとまっていて分かりやすい。 巻末の必要経費勘定科目の早見表(五十音順)が実例としてとても助かりました。



ちょっとこれ一冊では足りないかなって感じだけど、やさしくて丁寧に書かれている本↑。最初の入門にはよさそう。

今回の確定申告の時期が過ぎればまたこの手の本は新しくなるでしょうが、まあご参考まで。

これらの本を基本に、細かいところが分からなければネットで情報を探す、で乗り切れた1年でした。

あと、税理士さんには、今度からこう帳簿つけたらいいなどの助言もいただきました。ありがたいことです。無料相談、使わない手はありませんね。

2013年2月18日月曜日

フレームワークを理解しようとしてはいけない

久しぶりに自分で iPhone アプリを作ってみた。簡単な機能を持ったものを3日かけて作った。いや、作ってたら3日でできた。意外と早かった。

そこで感じたのは、フレームワークそのものを理解する必要はないってこと。少なくとも、普通のプログラマは。

というかむしろ、フレームワークそのものを理解するのに労力をかけるのは、プログラマとしての生産性を下げるからよくないとさえ言いたい。

フレームワークを熟知するのは、フレームワークの開発者と、それを解説する人だけでいい。プログラマは、そういう人達が書いたサンプルコードから機能を理解し、それを手直しして自分のコードにすればいいのだ。

これはずっと学校で教えてきた自分のスタンスを崩すものだけど、現状では真実だと思うので仕方がない。

学校では、少なくとも私は、言語の文法とフレームワークはできれば熟知するもので、その上で作りたいものをつくるべき、と考えていた。カリキュラムもだいたいそのように組んできた。仕組みは分からなくていいから動くものを作れ、という方針の授業もやっていたけど、あくまで入門向けのやり方としてだった。

だから、学生が授業の課題や卒業研究のためのプログラムを、どこかから見つけてきたようなコードを手直しして作ろうとし、どうも動かないと言っている様を少々苦々しく見ていた。

でも現状ではそれしか手がないんだな。フレームワークは巨大になりすぎた。全体を把握するなんて一介のプログラマには困難。インタフェース通りに動くとも限らないし。それに、日々どんどん変わったりする。覚えたって無駄になりかねない。

ここは前向きに諦めよう。フレームワークを理解しようとしてはいけない。サンプルコードがあれば十分だ。より創造的な作業のために時間を使おう。

2013年2月15日金曜日

メモ:パブーの PDF メールアドレス埋込み

パブーにアップロードした自作 PDF が読者によってダウンロードできないとか、サイズが巨大になるとかいう問題があった。メールアドレス埋込み設定をしなければ大丈夫らしい。その原因、というか回避策が見つかったので書いておく。

特定の PDF 形式だとダメらしい。dvipdfmx で生成したもので問題が出ていた。その PDF ファイルを、一度 OS X のプレビューで開き、別名で保存すると、内容は(多分)一緒だが形式が変わる。その形式だとパブーに登録しても問題なくダウンロードできる。

つまり、dvipdfmx の出す PDF ではダメで、プレビューの出す PDF なら大丈夫。多分、Acrobat とかでも大丈夫なんだろう。

2013年2月14日木曜日

メモ:alltt 環境と \Underline の相性

pTeX で alltt.sty と jumoline.sty を使って
\begin{alltt}
\Underline{Hello, world!}
\end{alltt}
とかしたら、コンマが
! Improper alphabetic or KANJI constant.
というエラーになった。これを
\begin{alltt}
\Underline{Hello{,} world!}
\end{alltt}
としたら(なぜか)回避できたっぽい。