修理に5日程度かかるそうなので、auに代用機を借りることにした。貸してくれたのは Android の SHL25 という機種。Google Map が入っているからカーナビにも使ってる iPhone の代わりにはなる。が、電話帳データは一時的にでも入れないと一週間かなり不便する。
自分は iCloud で電話帳データを Mac と iPhone で共有している。このデータをAndroid携帯に入れたい。いろんな手があるようだが、紆余曲折の結果、こうしたよ、という話。参考にされるなら自己責任で…
結論から言うと、
- Mac の連絡先アプリから「すべての連絡先」をvCard形式でファイルに書き出す。(カードの欄で⌘-Aすれば全部選択できる)
- そのファイルの文字コードをUTF-8からShift_JISに変換する。a.vcf というファイルを作ったとする。
- Dropbox に一時的に入れる
- 入れたフォルダのリンクを共有のために生成
- 長いので bit.ly で短縮
- Android 側でブラウザを使ってそのリンク先にアクセス
- ファイルをローカルに直接ダウンロード
- 電話帳アプリで開いて読み込む(一括登録、登録先は本体、追加登録を選択)
追記(2015年10月29日):ネット経由でなく、AndroidスマホをUSBケーブルで Mac につなぐ方法でもできた。Android File Transfer を使う(長いから以下 AFT と書く)。これは本家のアプリみたいなので大丈夫そうと思った。
- Mac の連絡先アプリからすべての連絡先をvCard形式でファイルに書き出す
- そのファイルの文字コードをUTF-8からShift_JISに変換する。そのファイルを a.vcf とする。
- Mac に AFT をインストールする
- スマホの画面ロックを解除してUSBケーブルで Mac につなぐ。AFT が自動的に動く(動かない場合は手で動かす)
- AFT のウィンドウの Download フォルダに a.vcf をドラッグ&ドロップする
- スマホで電話帳アプリを開く
- メニューから「設定・管理」>「ストレージからインポート」を選ぶ。セキュリティキーを入力するとファイル一覧が表示され、その中に a.vcf がある。
- それをタップして、一括登録を選び、登録先を本体にしてOK、確認で「追加登録」を選ぶ
- AFT で a.vcf を Android のストレージから削除する
以下、うまくいかなかった/使わなかったやり方。
- auショップでは「フレンズノートというアプリを使えばできる」と言われた。iPhoneアプリのフレンズノートで一度auのサーバにアップロードして、同じフレンズノート(Androidスマホに最初から入ってた)でダウンロードしろ、ということだったようだが、iOSアプリのフレンズノートをダウンロードして動かすと、サーバにアップロードするにはデータお預かりアプリなるものを使えと出てくる。このデータお預かりアプリなるものの評判がすこぶる悪い(データが消えるとか)ので使うのをやめた。
- とにかくvCard形式のデータを Android のストレージに入れればできるようで、ファイルをPCと共有できるソフトも探した。ESファイルエクスプローラーというのが無料であったが、どうもセキュリティが怪しいようで、これも避けた。