実際の業務のためにはいろいろと準備が必要で、そのためにはお金を使わねばならず、それを経費とするには開業していないといけないわけで、実際の準備がようやくできる状態になったというわけです。
「個人事業の開業〜」の方は書くにも出すにもそう悩むところがなかったけど、「〜青色申告承認申請書」の方はちょっと悩みました。参考までに経験したことを。
まず、私は事業所を特に構えないつもりなので、「1 事業所又は所得の基因となる資産の名称及びその所在地」の欄はどうすればいいかと税務署で訊いたら、空欄でよいそう。でも事業所を空欄にすると、自宅兼事務所の場合とかに家賃の一部を経費にできないような気もする(私は今はそれをするつもりがないので)。
それから、起業のための相談会に行ってきたときに複式簿記をやる決意は固まったんだけど、「6 その他参考事項」の「(2) 備付帳簿名」をどうすればいいのか分からなかった。そこで、しばらく簿記の勉強をして数日帳簿をつけてみたところ、うちでは現金出納帳、固定資産台帳、預金出納帳、総勘定元帳、仕訳帳があればよさそうだと分かった。で、申請書でそれらに丸をしたものを見てもらったら、税務署のお兄さんがひと通り確認して、「うん、帳簿もちゃんと書いてあるね」と言ってくれた。勉強した甲斐があったなぁ…
「個人事業の開業〜」も「〜青色申告承認申請書」もそれぞれ2枚同じ内容を書いたものを持って行って、「控えがほしい」と言ったら、両方に青で収受印を押して、一方に赤で「控」という印を押して返してくれました。特に「個人事業の開業〜」の方は、屋号付きの銀行口座を作る時にこの控えが必要な場合がありそうなので、もらっておいた方がよさそうな感じ。
ちなみに簿記の勉強で読んだのはこれ↓(のひとつ前の版を図書館で借りて)。実務よりも原理に重点を置いて丁寧に説明してくれている感じ。自分に合ってたようで分かり易かった。
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それから実際の仕訳を数こなしてみたかったから Nintendo DS のソフトを買っていまやってます。復習も兼ねて。3DS 本体は持ってなかったので…友達から借りたw
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まだまだ印章を作ったり銀行口座を開いたり名刺を作ったり、やることはいっぱいです。頑張ろう。