2014年3月10日月曜日

ドットライナーが回らない?

仕事で使う糊はコクヨのドットライナー。手軽に使えて汚れにくく、重宝してます。しっかり貼るタイプと仮止めタイプがあるのも便利。

ところがこのドットライナー、使っていって残量が減ると回りにくくなることがある。詰替え部分だけを取り出して手で回すと簡単に回るのに…

こんなときどうすればいいか。

注意:以下でドットライナーを分解していますが、意外と危ないので、安易にやらない方がよいです。

まずドットライナーの仕組みを見てみる。ドットライナー内部には2つの回転部分(「コア」)がある。一方は糊つきのテープを送り出し、もう一方は糊を使った後のテープを巻き取る。


本体の歯車によって、この2つのコアの回転比は固定されている。


テープには厚みがあるので、使い始めは糊つきテープコアの(テープを含めた)径が大きく、


使っていくに従って糊なしテープコアの径が大きくなっていく。


だから、使い始めと使い終わりを比べると、最初は糊つきテープ送り出しが速く、最後は糊なしテープ巻き取りが速くなる。このため、始めはテープがスムーズに出るけど、最後は巻き取りが速くなって(送り出すテープコアの回転が追いつかないためブレーキになって)動きにくくなる。だから、テープ残量が減れば減るほど回りにくくなることになる。

(逆に、残量が多いときほどテープがたるみやすい…はず。自分はあまり困ったことがない)

これを緩和するために、巻き取り側の歯車と、巻き取りコアを嵌める車のあいだには、クラッチ(と呼べるような)機構がついている。歯車を指で押さえて、コアを嵌める車を左にちょっと力を入れて回すと回るはず。


こんな小さな低価格の文具によくクラッチ機構など組み込んだものだと感心した。

で、この回りやすさ、本体によって個体差がある。これが回りにくい本体にたまたま当たってしまうと、使い終わりに近づくにつれてテープが滑って回りにくいという症状が出るようだ。私は仮止めタイプの本体を2つ持っていて、一方が回りにくい。

送り出し側を分解するとこうなってる。


クラッチの構造はこう。


バネの下側(写真で左)と歯車の間での滑りと、バネの上側(写真で右)とコアを嵌める車との間で滑る仕組みになっている。主にバネの上側が滑るようだ。

回りにくい場合の対処としては、潤滑油を注すのが一番簡単だろう。コアを嵌める車の上部に2つ窓があるので、ここに少し機械油を注してやればよさそう。垂れない程度に。


そして指で左にくるくる回して油を行き渡らせる。やってみたらだいぶよくなって、テープ使い切りのところまで何とか回るようになった。

他の対処法としては、分解して細工する(バネを切って短くして弱める、滑りやすいようにバネやプラスチック部品を滑らかにする)とかもあるだろうけど、部品を互いに嵌め込むためのプラスチックの爪が折れやすいので分解組立はお勧めしない。取扱説明書にも「分解しないでください。ケガや故障の原因となります。」と書いてある。もしやるならバネの力で部品が飛ぶことがあるので注意。バネはかなり太くて強い。プラ部品が目に当たって痛かった (>_<)

以上、対処も分解もやるなら自己責任でよろしく。何かあっても(私もコクヨさんも)責任を負いません。

ともかく、これでテープが使い切れない心配がなくなった。まだまだ便利に使っていけそう、ドットライナー。


タイトルを修正:「回りにくい」→「回らない」

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