2009年10月1日木曜日

戸籍などをあまりいじらずに夫婦別姓を実現する

なんかちゃんと夫婦別姓を実現するために、現状か民法改正か二択みたいな話になってるので、もっと簡単で影響の少ない方法があるんじゃないかと思って考えてみた。

前提。いま夫婦別姓が望ましいという話は、姓が変わる側の不便(コストなど)から出てきてると私は認識している。そうであれば、要は結婚したあとでも、旧姓で公的に身分が証明できればいいわけだ。

で、考えた案は、戸籍と住民票に結婚前の氏(旧氏と呼ぶことにします)を併記すること。ほんとは姓でなくて氏だったはずだよね。氏名の氏だもの。

以下、わかりやすくするために、妻の氏が変わるパターンとする。

戸籍には今でも旧氏が分かる情報がたしか載っていたと思うが、それだけではなくて、妻の欄かどこかにちゃんと旧氏を明記する。そしてそれも公式の氏であることがわかるようにする。

住民票には今は旧氏が書いてないと思うけど、これにも妻の欄に旧氏を明記する。そして印鑑証明にも戸籍の氏(というのかな。普通の氏ね)と旧氏を併記する。

ただし戸籍の構成は変えない。だからこの夫婦に子が生まれると、戸籍の氏が子の氏となる。

これだけだといろいろ不便だろうから、せめて運転免許証と、何だっけ、市役所とかで発行してくれる身分証明書があったよね、あれには両方の氏を記す。だからこれらの書き換えは必要。でも運転免許証は書き換えといた方がメリットが多いし(両方の氏を証明するのにいちいち金かけて戸籍抄本だの住民票の写しだのを取る必要がなくなる)、免許証の裏への追記で可能だし、次の更新の時には自動的に表面に両方の氏が載る。

で、まあ、これら戸籍謄本抄本、住民票の写し、印鑑証明書、運転免許証とかの公的身分証明を、みんなで公的皆氏身分証明とか呼んで使えばいいのでは。

これで大丈夫だと思うんだがどうだろう。旧氏も戸籍の氏もどちらも正式な氏。だからこれまで登録したものは一切変えなくてよい。戸籍上の親子関係も変わらないから、民法をいじる必要もなし。法律も、戸籍と住民票への記載方法についてだけ改正すればいい。あ、あと、その両方の氏が戸籍上の氏だよ、とする規定は必要ならば入れないとね。

これらに基づいて発行されるパスポートとか保険証とかいろいろには、併記するような仕組みにしてもいいけど、むしろ書き換えの手間が増えるし、システムを変更するのも大変だろうから、やらない方がいい。だってそれ書き換える手間は、夫婦同姓の場合に書き換えるのと変わらないから、それじゃ意味ないし。

分かりにくかったようなので追記:パスポートや保険証に一方の氏だけが書いてあるようにすることで、結婚前に作ったものはそのまま使えて、結婚後に作るときには、好きな方の氏で作ればいいことになります。

あーもしこれやってくれるなら、ついでに運転免許証への英文併記を是非やってほしい。カードサイズの薄いプラスチック二つ折りくらい日本の技術なら簡単でしょう。国際運転免許証なんていう1年だっけ?しか有効じゃない2千何百円もする不細工で巨大な厚紙を免許センターに買いに行かずにすむように。

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