勤めてた頃はキヤノン、沖、富士ゼロックスのレーザーを使ってきて、家では EPSON のインクジェットを使ってきた。ブラザーは初めて。自営なので SOHO 向きのやつを選んでみた。
開梱。17.7kg あるので箱から出すのは二人がかりの方が腰を痛めなくていいけど、ひとりでもできないことはなかった。本体の開く部分を止めてあるテープをいくつか剥がす。そして4つのトナーを一度外して、運送用のプラスチックをそれぞれ外して、トナーを元に戻す。
これがプラスチックの残骸。横を開くようにして外した。
ネットワークのセットアップは簡単。うちは無線で LAN を構築している。プリンタ本体の液晶画面とボタンを使って SSID を選び、WPA パスワードを入力する。キーボードはないけど、ボタン長押しで文字の選択肢が変わる速度が速く、あまりストレスにならなかった。そしてすぐにつながった。つながると SSID などを記した紙が一枚印刷される。
コンピュータの方にドライバソフトをインストールする。ディスクがついてきたけど、うちは Mac OS X 10.9 で、ディスクを入れてインストーラを起動すると「対応してないのでサイトからダウンロードしてインストールせよ」というようなメッセージが出た。ブラザーのサイトのサポート>ソフトウェアダウンロード>レーザープリンター JUSTIO>カラーレーザー HL-3170CW あたりから入れればOK。
カラーの印刷品質を確認するために、写真を印刷してみた。これが元の写真。
これを iPhoto から「普通紙に写真をプリント」、品質は最高として印刷して、ScanSnap iX500 で解像度エクセレントでスキャンしたのがこれ。
(どちらも画像サイズは適当に変更してある。クリックで横1600ピクセルのオリジナル画像を表示)
印刷には縦筋(給排紙方向に対しては横筋)が見えるが、期待以上にきれいに印刷された。まあうちは写真の印刷は基本的にしないけど。
次に AirPrint を試す。うちのモバイルデバイスは iPhone 5 と iPad 2012、どちらも iOS 7 にしてある。Safari のメニューからプリントを選び、プリンタを選択しようとするが、検出に失敗する。(「AirPrintプリンタが見つかりません」と表示される)
プリンタ本体の AirPrint の設定を確認する。システム環境設定からプリンタとスキャナを選び、Brother HL-3170CDW を選んで「オプションとサプライ…」>「プリンタの Web ページを表示」をクリックするとウェブブラウザが開いてプリンタ本体にアクセスする。ネットワーク>プロトコル>AirPrint にデフォルトでチェックが入っているので、動いているはずだ。
ここでもう一度 iPhone からプリントを試すと、今度はプリンタが見えるようになった。そして印刷できた。
ところがしばらくしたらまたプリンタが見えなくなった。いろいろ試した結果:
- 一度見えるようになるとしばらくは見えている
- なぜか見えなくなるときがある
- 見えなくなったときに、プリンタ本体にウェブアクセスしてネットワーク設定のあたりを開くとまた見えるようになる
- それをしなくても、また見えるようになることもある
- プリンタ本体がディープスリープ、スリープ、インサツデキマスのどの状態でも挙動に変わりがない
- iPhone でも iPad でも変わらないので、プリンタ側の問題っぽい
というわけで、よくわからない(汗)
最後に置き場所。机の上に置くには大きいし(H465xW410xD240)、床に直置きでは埃で壊れそう。いいプリンタ台はないかと探したら、机の下に収納するものを見つけた。
W480xD400xH75でよさそうな大きさ。耐荷重35.5kgは十分。
キャスター4つを付属のスパナでねじ込むだけの組立て式。裏はこんな感じ。キャスターはそれぞれちゃんと回って向きが変わります。
スパナが薄く小さいのでちょっと使いにくかったけど、5〜10分でできた。
プリンタ17.7kg+プリンタ台3.6kg=21.3kgをキャスター4つ(接地面8つ)で支えている。まあ床に傷はつかないだろう。キャスターの大きさはこのくらい。
乗せてみました。ぴったり!
iPhone の広角レンズで撮ったから横に少し余裕があるのが分からないな。公称サイズ通りにこうなってます。
机の下に入れた。
これでしばらく使ってみます。AirPrint の件は今後の課題。
追記(同日):ファームウェアのバージョンが Main 1.13, Sub1 1.01 で、Main の方がひとつ古かった。ブラザーのサイトからダウンロードして Main 1.14 に更新したのでこれで様子を見ます。
追記(12/27):ファームウェア更新後も AirPrint で同じ症状が出ています。やはり今後の課題か。
(最終更新:2014/08/31)