2013年12月15日日曜日

メモ:Inkscape で OS X の(見かけ上)サイズゼロのフォントを使う

Mac の Inkscape は X11 のアプリケーションで、X から見えるフォントしか使えないようだ。自分の ~/Library/Fonts/ にあるフォントファイルで、UNIX 的ファイルサイズがゼロのもの(リソースフォークなるところに実際のデータが入っているもの)は X11 からは使えないみたい。これを Inkscape で使いたいと思った。

まず FontForge をインストールする。このとき GUI 付きで作る。Homebrew では「brew install fontforge --with-x」とする。その後、指示に従って「brew linkapps」とすると、/Applications/ に FontForge.app ができる。

X11 が動いている状態で、Finder で FontForge.app をダブルクリックして開く。そして目的のフォントファイルを指定して開く。

ファイル>フォントを出力... を選ぶ。保存形式として TrueType を選ぶ。ファイル名は適当に。そのままで多分大丈夫(すでにある名前でなければ)。保存する。何かいろいろ警告が出るが、とにかく保存する。(←これ、後で問題が出るかも知れない。どうすればいいかわからない。)

Font Book を開くと、フォントが重複しているはずなので、新しく入れた方を使用停止する。マウスポインタを上に置くか、右クリックして Finder に表示を選べば、どのフォントがどのファイルに対応するか分かる。右クリックから使用停止できる。

X11 を一度落とす。

X11 を立ち上げ(← Inkscape を起動すると同時に立ち上がる場合には不要)、Inkscape を立ち上げると、フォントが使えるようになっている。