2012年2月18日土曜日

畠山記念館 畠山即翁の茶会

畠山記念館の冬季展「畠山即翁の茶会」に行ってきました。昭和26年に催された即翁さん古稀自祝の茶会で披露された茶道具の展示なんだそうです。しかし今日は人が多かった…列品解説にこんなに人がいるの初めて見た。喜ばしいことだけど混んでるのは何とも(苦笑)。

展示の方は、光悦の「雪峯」(上↑のページの写真)はとてもよかったし、他にも掛軸などもよかった。自分としては特に舟形銚子が気に入った。学芸員さんが意図した通り、即翁さんのお茶会を楽しませてもらいました。

茶道具を好んで美術館によく見に行きますが、畠山記念館の雰囲気が一番好きですね。とても落ち着いて鑑賞できる。大きな茶室のように作られてるって話だったかな、たしか。

でも今日は鑑賞中に二度も地震があってガラスが音を立てたのでちょっとドキドキしました…

ここは展示室内で抹茶とお菓子が頂けて、いつもは「二人静」のようなお菓子がつくんだけど、この展示の期間だけは同じ値段(400円)で特別に、即翁さんの茶会で実際に使われた森八の「長生殿」を出してくれてます(上の展示会情報のページ参照)。学芸員さんが「奮発して!」って言ってました(笑)。もちろん頂いてきましたよ!